S2Cが Xilinx Virtex UltraScale+ VU19Pベースのシステムで10億ゲートFPGAプロトタイピングを加速

新たに強化されたパーティションエンジンでパフォーマンスと生産性をブースト

 

  • シングルからデュアル、クアッドまでスケーラブルなVU19Pプロトタイピング・プラットフォームは、システムにつき最大196MものASIC等価ゲート規模を提供
  • 新たに強化されたパーティション・エンジンは、パフォーマンスを向上させ、10億ゲート設計のプロトタイピングを加速
  • 完全なプロトタイピング・ソリューション – 1つのウィンドウ内で可能なマルチFPGAデバッグ、システムレベルのコモデリング用ProtoBridge、プラグアンドプレイが可能な90以上のPrototype Ready IP搭載のドーターカード

 

2020年10月22日 – SoC検証を加速するFPGAベース・プロトタイピング・ソリューションの世界的リーダーであるS2Cは、Prodigy S7 Series Logic Systemの新たな機種を発表しました。Xilinx社のUltraScale+ VU19Pをベースにした、S2Cの新しいProdigy S7-19Pは、FPGAのシングル、デュアル、およびクアッドの構成で使用できます。Prodigy S7-19Pは、新たに強化されたパーティションエンジンや、新しいPlayer Pro Compileに追加されたその他の生産性機能とともに、5G、データセンター、AI/ML、自動運転などのアプリケーション向け大規模SoC設計で見られる、かつて無い複雑さと、厳しさを増すパフォーマンス要件に簡単に対応できます。

Xilinx社のVirtex UltraScale+ VU19Pは、総リソースに対するロジックゲート数の比率が高く、Xilinxが提供する最高密度のFPGAであり、ASICおよびSOCのプロトタイピングに最適です。TSMCの16nmプロセステクノロジーで製造されたVU19Pは、高い人気を誇る20nm世代のVirtex UltraScale 440に比べ1.6倍大きく、30%高速です。このVU19P FPGAを4つ活用するS2CのProdigyS7-19PQでは以下を実現しています。

  • 最大196M相当のASIC等価ゲート
  • 5,288個の高性能I/Oによる周辺機器の拡張とマルチシステム接続
  • 16Gbpsでテストされた176の高速トランシーバ
  • 最大2,400Mbpsで使用可能なオンボードDDR4SO-DIMMを最大8つ搭載し、合計128GBを実現

堅牢な設計パーティショニングツールは、ハイパースケールのプロトタイピングを実現する上で、高密度FPGAと同じくらい重要です。S2Cは結果品質を向上させるだけでなく、プロトタイピングの生産性を向上させる多くの新機能を備えたPlayer Pro Compileソフトウェアをリリースしています。Player Pro Compileソフトウェアの主な機能は次のとおりです。

  • 10億ゲート設計をサポートする、より高速なパーティションエンジン
  • 強化されたピン多重化マクロにより、システムパフォーマンスが最大50%向上
  • 複数のクロックドメインにわたる柔軟なピン多重化比率
  • 最適化されたブラックボックスフローにより最大70%の時間節約
  • 完全に自動化されたTCLスクリプトのサポート

複数のS7-VU19P Logic Systemを接続して論理ゲート規模をスケーリングできる一方で、Player Proソフトウェアは設計のパーティショニングを行い、効果的かつ効率的な10億ゲートのプロトタイピング・ソリューションを提供します。またFPGA間接続もソフトウェアのGUIフローに沿って進めることができ、さらにS2Cの信頼性の高い低ノイズ相互接続ケーブルを用いることで、シンプルなものになっています。

 

S7-VU19P Logic Systemは、S2Cが提供する他のプロトタイピング生産性ツールを活用し、その利点を享受することができます。Player Proランタイム・ソフトウェアはProdigyプロトタイピングシステムの購入時に含まれており、高度なクロック・マネジメント、統合セルフテスト、自動ボード検出、I/O電圧プログラミング、複数のFPGAダウンロード、リモートシステムの監視と管理といった利便性の高い機能を提供しています。S2CのMulti-Debug Moduleは、複数のFPGAに対して同時に行えるディープトレースのデバッグやクロストリガー機能を提供し、新たに信号を選択する際に再コンパイルをまったく必要としないか、もしくは限定的で、FPGAのメモリも消費しません。S2CのProtoBridgeは、ホストコンピューターとプロトタイプ化されているSoC設計をPCIeベースでリンク接続し、システムレベルのコモデリングを可能にします。またS2Cは、外部実機データへのアクセスとシステム間接続を簡素化するPrototype Ready IPとして、既製のドーターカード・インタフェースとアクセサリの膨大なライブラリも提供しています。

「私たちはお客様と緊密に協力し、常に将来のプロトタイピングのニーズを満たす機能を開発しています。」 S2CのCEOである中間俊雄はこのように述べています。「結果として、当社は新たなハードウェアとソフトウェアに対して継続的に投資し、そしてリリースしています。これにより革新と生産性の向上、そしてより高い価値をお客様に対して提供しています。Prodigy S7-19Pプロトタイピングシステムを、Player Proソフトウェアと共に発表できることを嬉しく思います。そしてS2Cからの、さらに驚くような発表を期待されるお客様がいらっしゃることも嬉しく思います。」

 

供給時期

Prodigy S7-19PプロトタイピングシステムおよびPlayer Pro Compileソフトウェアは即日出荷が可能です。詳細については、S2C担当営業にお問合わせいただくか、当社サイト - Prodigy S7 Seriesにアクセスしてください。

 

S2Cについて

S2Cは、今日の革新的なSoC/ASICデザインに向けたFPGAプロトタイピング・ソリューションの世界的リーダーです。S2Cは2003年の設立以来、SoCラピッドプロトタイピング・ソリューションを成功裏に提供しています。500を超える顧客に3,000件以上の導入実績を誇り、非常に優秀なエンジニア・チームと顧客重視を主義とする営業チームは、ユーザのSoC開発におけるニーズを十分に把握しています。S2Cは、販売拠点および代理店を米国、欧州、イスラエル、中国、韓国、日本、台湾に設けています。詳細は、/www.s2cinc.com/jp/ をご覧ください。

XilinxおよびVirtex Ultrascale+ はXilinx, Inc.の商標または登録商標です。S2C、S2Cロゴ、Prodigy、Player Pro、ProtoBridge、Prototype Ready IPはS2C Inc.の商標または登録商標です。他のすべての商標は、それぞれの所有者に帰属します。

 

お問合せ先

Aki Huang
Marcom Specialist
Email: marketing@s2cinc.com